紅い月
くそ暑い夜半に、思わず自販機に走った目前に飛び込む紅い月。
昇り際の東の空の大気は十分な湿度を孕み、いつも以上の赤方偏移。
不快指数に拍車をかける。
そのくせ、そそくさと部屋に戻り、カメラを持ち出すサガ。
自分でもどうかと思う。
灼熱のプロローグ
関西地方も連日の38℃越え。
こんなに暑い日が連続するのは確かに初体験かもしれない。
と、54歳のおっさんが言ってるくらいだから、そりゃやっぱ記録的なんやろね。
田舎育ちだから単純に今との比較は出来ないかもしれないけど、子供の頃ってもう少し過ごし易い、少なくとも日が暮れた後はもっと穏やかな澄んだ空気を孕んだ夏の夜って記憶がある。
これら全てを温暖化の影響と転嫁させたくないし、そもそもこういった変動というのは通常の一環であることを信じたい。そもそも、平年並みの平年って多分せいぜい100年だろうし。
ってことで、その灼熱に向かう早朝の通勤路。
いつもの水路に鴨の親子。
線対称の情景
ウユニ塩湖の絶景。
残念ながら乾期で、鏡面を拝むことは出来なかった。
故に、その情景を人より少しだけ、どっかで探してるところがあると思う。
まあ、条件さえ揃えば、どこでもそれを拝むことはできる。
その規模と映えを別にして。
そういう意味では水田に水を張り、苗がまだ生えきらない田植え前後はその絶好の機会。
その前に、中央上やや左側の虫。
これは無視できまい。(^^ゞ
夕刻の乱反射
続きを読む隣の桜
マンション横の河川敷の桜並木。
そもそも、この河川、旧河川の天井川解消のための新河川として全く新たに計画、設置されたのが2002年。つまりは21世紀になってからの、もしかしたら日本で1番新しい河道かもしれない。
当然、その土手も人工かつ築浅。
その土手に桜並木。
とは言っても、引っ越してきた当初は樹によっては桜が咲かなかったり、本当にショボイというか桜として認知するまでもない代物であったので、意識することもなかったのだが。
極寒の寒化粧
続きを読むバス停までの道
続きを読む朝の月、白の月
続きを読む最寄りの花火
琵琶湖沿いに住んでいると、結構な数の花火大会を眺める事が出来る。
彼方であるものを含めると、片手では余裕で足らない数となる。
その中でも最も近い場所の、こちらも対岸の花火。
無論、その規模は随分小さく、フィナーレの見極めが非常に難しい。
中休みと思ったら終わってたり。
夏の終わりに
季節のうつろいを感じるタイプだったので、ブログにそれを記している訳ではない。
ブログありきでネタを探すと、そしてそのネタ元が日本に限定されると、ブログの結構な割合をそれらが占めるようになった。
日本ではそのくらい普遍的で時限の経過を体感させるもの、そしてそれはそうはいっても相当に性格に前回のそれをトレースする。
ただ、正直に告白すると、いや皆さんお気づきのとおり、それを記したいという欲求からというわけではなく、撮った写真を載せるにあたっての免罪符として機能しているというのが実際のところだ。
と、今まさに記しているこの記事だって例外ではない。(笑)
しかし、それらは見事なまでに近いうちに移ろいゆく季節を先取りしている。
多分、四季を先導するのは気温でも、湿度でも、匂いでも、音でもなく、その景色のような気がする。