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55歳のおやじが生活に埋没する訳でなく、いろいろこだわったり、チャレンジしたり、ただのおやじにならないようにじたばたする様を報告するブログ

旧仮名遣いの悦楽

旧仮名遣い・旧漢字に触れる機会って、我々の世代ではまずなかったはずだ。

図書館などで探せばそれはあるのだろうが、明治の文豪の書、漱石にしても鴎外にしても、基本は現代仮名遣いのものしか読んだことはない。

 

s-DSC06564

 

それが、今読んでいる小説、主人公(?)の手紙の部分がその半分を占めているのだが、基本旧仮名遣い、旧漢字。数年前の作品であるからあえてそれを選択しているのだが、適度にルビも振ってあるし、読む分においてはほぼ問題ない。

 

 

いやはや、上・下巻併せて数百ページのそれ、ようやく下巻の中判となったが、いやはや時間がかかる。

ただし、それは旧仮名遣いのせいではなくそもそも、この作家はいつでものこと。

「三和土で独りごちる」人ね。(笑)

まあ、常に俺とは正反対感性・生き方を選択した人物が主人公なのだが、不思議な共感もそこにはある。あるいは憧れか。

 

これがなかなかよろしい。その文字自体が時代を帯びている感覚。(^^ゞ

勿論、これが書けるかといえば、全く別問題。

明治以降、戦後も日本語の表記に関しては相当な議論と推進と抵抗があったと聞いているが、こういった文化を捨て去ったことに対して多少の寂しさも感じるものだ。

断っておくが、現在のそれが間違った選択と思っている訳ではない。

ただの感傷。

ローマ字表記にするな~んてどうやらまじめに論議されたらしい。

逆にそれを選択した国もある訳で。

 

そもそも書こうと思っても、漢字や仮名遣いが、、、と思ってATOKの設定をいじっていると、変換モードに「文語」を選択すれば意外と簡単にできちゃうのだ。恐るべし、ATOK。MS-IMEでも出来るのかもしれないけどね。(^^ゞ

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