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55歳のおやじが生活に埋没する訳でなく、いろいろこだわったり、チャレンジしたり、ただのおやじにならないようにじたばたする様を報告するブログ

「最初」の

SEIKO 5ACTUS。

最初の時計としては、実にふさわしいではないか。

 

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きになったのでググってみたら、HARDOFFのネットサイトにて発見。

写真はそちらからの借用。

カラーリングも含めて、まさにこれである。

 

 

どういう経緯て、どういう選択肢の中から小5の俺がこれを選択したかは全くの忘却の彼方なのであるが、想像するに田舎の時計店には当時SEIKOとCITIZENの二択、あってORIENT辺りだろう。そして、その価格帯を提示された上での選択と推察される。

当然だが、当時の俺に時計を選択するための予備知識などはなく、何かをこのモデルに感じたということしかない。今、5ACTUSシリーズをネット上の画像から俯瞰するとコンサバというか今のGRANDSEIKOに通ずるデザインのものもあったりするのだが、当時の俺にはおっさん臭く写ったと推測する。

キャリパーは当然シリーズ共通であろう。

 

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今のように、千円だとか下手をしたら百円で簡単に腕時計が手に入る時代ではない。

そもそも電子部品ではない。

 

今、考えれば、幸せな時代だったのかもしれない。

時計は機械式しかなかった、最後の時代。

普及機でさえ、それなりのコストと労力がかかる。

信州にて、労働集約的な雇用が確保されていた時代ともいえる。

故に、普及品にさえ、それなりのストーリーと思い入れが宿って、それを感じながら人々はプライドを持ってそれを選択し、アイデンティティーの一部となり得ていたに違いない。

海外ブランドの高級品にそれを求める必要はなかったのだ。

故に、アイデンティティーを通り越して、ステイタスの意味合いを纏うこともなかったはず。

しかし、今以上にアイコンとして機能していたはずだ。

考えてみて欲しい。そもそも、クォーツ式であったら、その天寿を既にまっとうし、こうやって中古で出まわることもない。

腕時計と時間を掲示するためのツールは分けて語るべきだと思う。

 

それにしても、

考えて見たら小学校当時、決して経済的に恵まれていない中、当時としてもそれなりの支出をなぜ我が家がしたのか?

事実、それ以外の(ある意味)贅沢品を買ってもらえるのは殆ど最後の最後であったのに対し、腕時計だけは早かった。

そういえば、自転車、万年筆はそれ程遅れはとらなかった。

つまりは、大人への階段はしっかり踏ませてくれたんだと、今さらに思う。

 

その後、高校生の時にブルーチップ(スーパーで集めるシール)の景品として、CITIZENの大人なクオーツモデル(こちらは今もある)。その後は自分での購入で、ロンジン、スピードマスターのオートマチック、Gショック、オシアナスと続き、現在の最後に至っている。その間に記憶にも残らないモデルもいくつかある。

 

そう考えると、この手の嗜好品というのは、いくつかの痛い失敗を繰り返したうえで、自分のそれを見つけ出すもので、決して雑誌で探してあれこれって代物ではないってこと。

このブログを見ている若い人には、そういう意味で是非失敗を繰り返して欲しいと思う。

そこで、何かを感じるはず。

って、若い奴がこのブログ見てる訳ないか!(大笑)

 

ちなみに、ハードオフで税込16,200円。

未オーバーホールという記述のみなので、それなりの精度で動いているのだろう。

8113:No title
オイラのは以下のURLにあるそれでした。
1973年製と言うことなので、思うに高校入試前に買ってもらったのだと思います。
68,000円の値がついてましたが、既にSold outでした。^^;
今見ても、カッコいいです!

http://www.garitto.com/product/17915486
8114:No title
私の周りでは、腕時計は高校の入学祝に親から買ってもらうというのが一般的で、私もその例にもれず。
ちょうど、デジタルとアナログのハイブリッドモデルが流行っていた頃で、私もアナログフェイスがメインで、文字盤下部にデジタルが埋め込まれたモデルを買ってもらいました。3万円くらいだったと記憶しています。
ただ、高校2年のときだったか、革のベルトが切れて落としてしまったようで、気がついたら腕時計がなかったという、苦い思い出が。
8115:No title
いまの僕のメイン機は1977年製、17石の安物シチズンですが、日差数秒で動いていて、現代でも十分使えます。70年代の日本の機械式時計は、恐ろしく優秀な製品だったのではないでしょうか。きっとこのセイコーも現役なんでしょうね。
8117:No title
>監督さん
おお!
いいですね~。
当時のSEIKOって、ちょっとRADOのテイストないですか?

>YAPさん
デジアナってやつですね。(*^_^*)
その頃になると、電子化して随分安く買うことができるようになって、
私も小遣いでCASIOの液晶でアナログとデジタル標記が選択出来る奴を買った記憶が。

>VINOさん
そうでした!
日本製の量産ムーブメントがどうだったのか。
でも優秀なんでしょうね。
メンテナンス性がすごぐいいのでは?と想像しちゃいます。

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