6.18の総括
結局、島本駅近くで電車内待機4時間の後、線路上に降ろされ、1時間程度の情報収集&昼食後、新幹線が動き始めたとの情報を得て、タクシーで京都駅へ向かい、そのまま広島に向かう。
正直、電車走行中の揺れだったためそれを体感することもなく、社内でも空調が効いた状態で基本快適、降車後も比較的簡単に昼食を入手出来たし、その周辺は電車が泊まっている以外は日常そのもの。
つまりは、地震後の緊急事態を全く自覚することなく、そうはいってもそんなに苦労せずに広島泊。
どのみち、関西に留まっていても帰宅難民確定だったわけで、まあ運がよかったと思う。
でもって、その被害を実感するのは、2日後の帰宅後となった。
それもネットで。
高槻の行きつけのバーの被災。
こちらは正にニュースで、新大阪駅のいつもの書店。
ところが、帰宅すると、
水槽の揺動による漏れ、引き出しの吐出、棚からの落下。
まあ、大したことはないのだが、オールドバカラのショットグラス、ティファニーのロックグラスが割れていた。
ここで、初めての実感。(^^ゞ
亡くなった方が現時点で4人。
いずれも、誤解を恐れずに言えば、いずれも備えの問題であって、技術的な話ではない。
ただ、その克服ってのはなかなか難しいんだと思う。
つまりは、所有者の問題。
ただ、技術的には少なくとも震度6弱の揺れには大方の目途は立っているのだ。
それって、スゴイことだと思う。
極論を言えば、人が死にさえしなければいいのだ。
それを前提に、不休の地道な努力の出番になっているんだと思う。
ただ、津波どうするよ。
これって、残念ながらきちんとした答えが出てない気がしてならない。
それだけに、手抜き工事のブロック塀が残念でなりません。