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抗うこと

大自然の猛威に対して、抗うことの是非。

今回の水害を目の当たりにして想うはこの一点。

 

s-IMG_2839

 

それ程に、自然現状の位置エネルギーその相対的な違差がもたらす現象はパワフル。

温暖化によるものなのか、通常の気候変動の一環なのか俺には判らないが、間違いなくここ数年その振れ幅が大きくかつ頻発するようになっている気がする。

そういう意味では、それが人類の為せる業であるかどうかは別として、何かのキャパシティーが小さくなっているということなのか。

どうも、近代化以降のこれらの変遷をもって、それを想定とすればという我々土木技術者がそのよりどころとしていた根拠があまり意味を持たなくなりつつあると感じる。

 

 

s-IMG_2837

 

何よりも驚いたのは、上の写真のような報道もされている甚大な被災の周囲に、多数の、小規模な土砂崩れや法面の崩壊、それだけでは到底ニュースにもならないようなレベルの被災が拡がっているのだ。

ひょっとしたら、統計上カウントされるのかどうかも疑問な規模なんだけど。

これらは、写真のような甚大な被害の予備軍とも言えるが、逆に、なんとか持ちこたえた箇所とも言える。定期的なケアさえ怠ることがなければ、多分今後とも少なくとも人命に関わるような事態にはならないだろう、つまりは安全地帯の一部と捉えることができると思う。

 

それに対し、写真のような状況の箇所をどうするのか?

まずは、災害支援によって現況復旧が図られるのかもしれない。

現状の基準ではそれで十分ということに原則なる。

ただ、今回の降雨量は想定外だったろうから、少なくとも今回の強雨強度に耐えることができるようにというのが、次のオルタナティブ。

この考え方は震災対策の想定震度においてもそれほど変わらない。

あくまでも、想定される地震をモデル化して導き出される震度と既存の最大震度(阪神淡路のもの)の大きい方を採用する事例が多い。

 

s-P1060690

 

それでは、前述の位置エネルギーの相対的な違差の拡大によるもたらされるものをどう捉えるのか?

これは、想定外という言葉で表されることになる。

 

一方で、我が国のリソースは限定されるばかり。

そして、今後人口減少の局面に向かう。それは、移民を受け入れないとすれば等比級数的な減少曲線を描くことになる。

 

克服というキーワードでもはや語る事は出来まい。

最適化?共生?合理化?

でも、もしかしたら、そういうことが克服という言葉の本当の意味かもしれない。

 

な~んって、思ったりした。

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No title

この災害には、ほんとになんと言えばいいのか。
私が以前住んだことがあるエリアも、かなりの被害を受けたようです。
それだけに、とても他人事とは思えず、苦しい思いになります。

No title

>YAPさん
報道に乗らない被災が相当数あるようですね。
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一年の大半は、発展途上国を右往左往しているエンジニア

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